夫と彼と私の話

オープンリレーションシップ・国際結婚・国際恋愛 in Sweden

【オープンリレーションシップ】始まり②【夫と私の話】

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そもそもなぜ私が夫との夫婦生活が義務的だと感じ始めてしまっていたかというと、私と夫の間にケミストリーが感じられなかったから。

『パートナーとの体の相性は大事!』とよく言われているけれど、本当にそうだと思う。

夫も私もお互いが初めてではなく、多くはないけど人並に経験があったからスキルの問題ではないはず。

私も夫が下手だとは思っていない。

最中も事後も私のことを気遣ってくれて、独りよがりなセックスをする人でもない。

お互いイケないわけでもない。

相性とかケミストリーとかそんな抽象的な言葉でしか説明できないけれど、ただ何かが理想的ではなかったんだと思う。

 

「じゃあなんで結婚したの?」

 

理由は2つ。

1つ目はセックスの相性を最重要視していなかったから。

夫は本当に優しくて格好良くていい人で、私のことを一途に愛してくれる最高の人だから。

彼の内面が大好きでずっと一緒にいたいと思ったから。

2つ目の理由は、長く夫婦生活をしていけばそのうち合っていくだろうと思っていたから。

スポーツだって何だってひたすら練習すれば多少なりとも上手くなるのと同じ理論。

 

でも現実はそんなに甘くなかった。

もちろんちょっとずつ改善されたりはしたけれど、何年かかっても理想には届かず、内面重視で結婚してなかったら性格の不一致とかの理由つけて今頃離婚していたかもしれない。

彼を結婚相手として選んだことに後悔はないけれど、夫婦生活の度に物足りなさを感じてしまっていた。

 

ケミストリーが感じられないけど愛し合ってるからセックスする→イクにはイッたけどなんとなく物足りない→でもやっぱり愛してるからセックスする

の繰り返し。

満足度がそれほど高くなくても関係が悪くなることはない、そのうちに私たちはセックスがなくても愛し合えてると思いだすようになり、私は夫の為にセックスしようという思考になってしまった。

 

 

つづく。