夫と彼と私の話

オープンリレーションシップ・国際結婚・国際恋愛 in Sweden

【オープンリレーションシップ】彼との馴れ初め⑥【彼と私の話】

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2年間の空白を埋め、再び頻繁に会うようになった私と彼。

でも昔と同じように、会う時はいつも外で昼間で、夜にご飯食べたり飲みに行ったりすることは一度もなかった。

 

それが変わったのが再会から3ヶ月たったある日。

彼の友だちの結婚パーティーに一緒に行かないかと誘われた。

彼の友だちに面識はなかったけど、パーティーは楽しそうだしタダでご飯食べられるとのことだったので二つ返事でOKしたのが変化のきっかけ。

 

午後6時開始と招待状に書いてあったのにさすがラティーノのパーティー、結婚パーティーなのに1時間遅れで新郎新婦が到着、開始だったのが驚きだった。

ちなみにスウェーデン人のパーティーだったら予定時刻通り始まります。

 

私は何も考えず参加したんだけど、ラテンパーティーだからみんな始終ダンスダンスダンス。

サルサとかラテン系のダンスなんて1ミリも踊れない私は冷や汗かきまくり。

みんながセクシーに踊る中、恥をかきたくない私はお酒に酔ったふりして会場の端っこで座ってようとしたものの、そんなこと許されるはずもなく彼に手を引かれてダンスフロアに連行された。

彼が踊る姿を見たのは初めてだったけどすごくセクシーだった。

私は彼のリードに付いていくのに必死。

最初は全然ダメだったけど、ダメでも踊ってるとどんどん楽しくなっていった。

踊り疲れたら少し休みながらお酒飲んでまた踊る、の繰り返しで深夜までパーティーは続いた。

この日は彼の新しい一面も見れて素敵な夜が過ごせた。

 

この夜がきっかけで一緒にお酒を飲むのも楽しいということがわかり、2人で飲みに行ったり共通の友だちと宅飲みしたり、ついには2人で宅飲みするようにもなった。

 

ちょうどその頃に私と夫はオープンリレーションシップを考え始めていた時期で、その話を彼にもしていた。

私としては彼と付き合いたいからこの話をしていたわけではなく、本当に何でも話す親友だったから話しただけで深い意味はなかった。

むしろ彼と付き合って、万が一別れることになったら私は恋人と親友を失うことになるから、彼のことは大好きだけど付き合いたくないと思ってたし彼にも伝えた。

 

彼「でももう僕たち何年もデートしてるようなもんじゃん」

 

私の気持ちを聞いた彼の返事はこうだった。

いつもいたずらっぽい目で笑ってるくせにこの時は私の目をまっすぐ見つめて言ってきた。

確かに。

手をつないだりそれ以上のことをしたことはないけれど、何度も一緒に出掛けたり食事したり、私たちの関係は友だち以上恋人未満なのかもしれないと思った。

 

 

つづく。