【オープンリレーションシップ】彼との馴れ初め③【彼と私の話】
Messengerから少しずつ仲良くなっていった私と彼。
でも当時の私は新婚で夫とラブラブの時期だったし、彼は彼で金髪で長身のスーパーモデルみたいな彼女がいたし、何より言葉がまだ十分に通じてないから友だち以上の関係になることはなかった。
彼は日本に行ったことはないけどアニメとかが大好きな日本びいきで、最初は私が日本人だから近寄ってきたんじゃないかと思う。
日本人で良かったと思う瞬間。
入りはさておき、話始めてみると意外と性格が合うし、海を越えた遠い異国の地で生まれたにも関わらず同じアニメを見て育ったり他にも色々共通点もあって一緒にいて話が尽きることがなかった。
どんどん仲良くなって、いつの間にか学校の外でも会うようになった。
語学学校は半日しか授業がなかったから、学校のあとお茶したり図書館に行って一緒に宿題やったりショッピングしたり、青春再びという感じ。
他のクラスメイトを含めて一緒に遊ぶこともあってほとんど毎日会って何かやってた。
親友と呼び合える本当に本当に大好きな友だちになった。
大人になってからこんなに仲良くできる友だちができるなんて夢にも思わなかった。
それが異性で外国人で第三言語で会話する人なんて。
私超絶人見知りコミュ障だから本当に奇跡。
語学学校はスタートは一緒だったものの、テストの結果とかで人それぞれ違うペースでレベルアップしていって、私と彼も数ヶ月の後別のクラスに行くことになった。
クラスが変わっても私たちの関係は変わらず、ランチしたりテニスしたり学校の外で楽しく過ごしていた。
それは語学学校が終わってからも続いた。
それぞれ仕事を見つけて働くようになると会う頻度は減ったけど、それでも連絡は取り合ったり職場に会いに行ったりしていた。
スウェーデンの職場はめっちゃゆるい。
お互いに親友と呼ぶ仲の私と彼だったけど、会う時はいつも昼間で、夜にご飯食べたり飲みに行ったりすることはなかった。
それは私はお互いに夫や彼女がいるからだと思っていたけれど、今聞いてみると、彼の方は当時から私のことが気になっていたようで、誠実さを見せたかったらしい。
スーパーモデルみたいなスウェーデン人の彼女いてもちんちくりんな日本人の私が気になるなんて本当にジャパンブランドすごいなーと思う。
つづく。